???グロービスの創業者、堀義人が、自らの半生をつづった書。ハーバード・ビジネススクール(HBS)への留学から創業、ベンチャーキャピタル事業への挑戦までが、興味深いエピソードとともに語られている。 ???第1章の留学に関する部分では、HBSの特徴であるケースメソッドに戸惑った話や、ほかの留学生たちと語り合った金曜日のバーでの話、ゲストスピーカーとして登場したビル・ゲイツやウォーレン・バフェットに対する感想など、実際に留学した人ならではの貴重な話が盛り込まれている。第2章では「吾人の任務」とは何かについて言及される。「吾人の任務」とは、祖父堀義路の追悼集に書かれた短文のことで、そこには「『芸術学問を閑却し生活の為に生活の理由の滅却する』事のなき様にせしむるが吾人の任務ではないだろうか」と記されている。これは祖父義路の社会におけるレーゾンデートル(存在理由)とでも言うべきものであろう。第2章以下では、著者がこの短文に触発されて自らのレーゾンデートルを追求し、それを起業という形に変えていった様子が描かれている。アパートの一室を事務所とし、たった80万円の資本金で始めた創業初期、英国立レスター大学とのMBA提携プログラムの実現、そしてベンチャーキャピタル事業…。堀義人代表のあくなき挑戦の結果が、発展を遂げるグロービスという形で具現化されていく。 ???誰しも、自分のレーゾンデートルを実感することなく充実した人生を送ることは難しい。ここに描かれているのは、自らのレーゾンデートルを実現した1人の男の姿であり、人生のケーススタディーとして有用である。欲を言えば、もっと個々のエピソードを掘り下げてほしかったが、読者自らの「吾人の任務」を見つけるよいきっかけとなる。(土井英司)
一流企業からの起業のひとつのケーススタディー
この手の本は、小生よく読むのだが、起業して成功した人に共通している要素(社会への貢献、自己成長への貪欲さ、、自分の「幸せ」の形を強く持っている、結果への拘りその結果としてのリターンへの執着)を、筆者も強く持っていることを感じとれた。個人的には、「ケースを繰り返すことにより、成功している企業家と同様の発想をしていることが分かり、起業に自信をもてた」という部分をさらに噛み砕いて、教えてほしかった。
やりたいことありますか?
学生時代からグロービスの理念に共感できることがたくさんあった。ビジネスモデルとしても魅力的だった。この本にはグロービスのビジネスができるまでの出来事が書いてあります。学生の人にもおすすめできる本ですよ。
本としての価値はどうか?
ビジネスに対する知識を広めることとベンチャー企業への投資など、堀義人さんのなさっていること自体には非常に共感できます。しかしこの本に数十分の読書の時間を払う価値があるのか?と言われれば、答えはNOです。 MBAとはあまり関係のない本だともいえる。特にMBA的な知識を求める人には向いていません。
名は体を表す
自分が一体なんのために仕事をしているのか、思い悩んでいたときに手にした本です。MBAの本ではなく、生き方を学べる本です。 特に筆者がパーソナルミッションステートメントを書く場面で涙が出てくる程感動しました。この本がきっかけとなって、自分の人生の方向性を明確に定めることが出来たと思います。
レゾンデートル?
勉強はできるが無気力でいいかげんな高校生だった堀氏が、社用と社費で留学とはいえ、ようやくやりたい事がみつかったのは喜ばしい事だ。あまりに熱く語られているので、まるでそこに水を差してはいけないかのようだ。 しかしようやく見つかった「やりたい事」を「存在理由」というのは大げさな事だ。なにかにやりがいや生きがいを感じて生きている人間は普通に沢山いるが、「存在理由」とまでいう人間はなかなかいない。むしろ堀氏は自分を奮い立たせるためにこのような本を出したのだろうか? MBAをそれほどに「信仰」していない立場としては、青年の主張を読んでいるようなものだった。
東洋経済新報社
ビジネスリーダーへの キャリアを考える技術・つくる技術 経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男 (日経ビジネス人文庫) インテル経営の秘密―世界最強企業を創ったマネジメント哲学 真説「陽明学」入門―黄金の国の人間学 自問力のリーダーシップ (グロービスの実感するMBA)
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